ウラジオストクで将棋、チェス交流
こんにちは!今回は、将棋やチェスでロシア人と交流を行った兵藤大介さんによるレポートです🥰 素敵な体験をまとめてくださいました!ぜひ読んでみてください!
今回は将棋・チェス交流会という形で、初めてウラジオストクに訪れた。自分は将棋もチェスも初級者レベルでしたので、訪問前は不安が大きかった。
到着後すぐに歓迎レセプションがあり、多少周りの人と打ち解けることができた。
将棋・チェスの前にマトリョーシカの絵付けをした。顔が小さくなってしまい残念だったが、色塗りは上手くいった。
その後チェスを体験した。ロシア人の方がチェスのコツを教えてくれて、駒を有効に使えるように戦術を組み立てていくことが分かった。この時はロシア語での説明で、言葉自体は完璧に理解はできなかったが、何を言っているかは大体分かったので、チェスが共通の言語として機能していることがはっきりと感じられた。自分はトーナメントには出場しなかったが、出場しなかった人同士でチェスを楽しむことができた。
次に日露の文化交流をした。意外にも、日本人がロシア式の書道を教えてもらい、キリル文字を書いた。こちら側は落款の作り方を教えることができた。落款はロシアでは折り紙より人気があるようだった。
そして将棋のトーナメントが始まった。ロシア人はチェスが強いため上達が早く、自分は負けが先行してしまった。それでも将棋を通して交流ができたと感じたし、勝った時は将棋の楽しさがよく分かったのではないかなと思った。
最終日はルースキー島に訪れ、極東連邦大学と沿海地方水族館に行った。極東連邦大学の日本語を学ぶ学生はみんなレベルが高くて驚き、自分もロシア語能力に磨きをかけたいと感じた。沿海地方水族館ではまずイルカたちのショーを、そして館内を見た。館内は途中から博物館的な性格も帯びはじめ、日本の水族館とはかなり違うなと感じた。
生活に関しては、ウラジオストクは思ったよりは寒くはなかった。もちろん日本よりは寒いが、防寒すれば涼しいくらいの感覚で過ごすことができた。むしろ室内は、ホテルの部屋も含めて暖かく、半袖でも過ごせるほどだった。
またロシアの料理は美味しく、また食べたいと思った。相手と腕を組んで飲むというロシア流のウォッカの飲み方も見ることができて面白かった。
ウラジオストクは海沿いや湾沿いのところが横浜と少し似ていて散歩にいい場所だなと感じた。日本と1番近いヨーロッパとも言われることが多いらしいのでまた機会があれば来てみたいと思った。