旅は新しい人と出会う最高の手段

初めまして!日露学生交流会新歓担当の松田です。

今回はみなさんのブログに続いて、自身が夏休みにロシアに渡航した際の体験を書いていきます!

・1日目

僕はお金がないのでシベリアで乗り継ぎをしました。こんな霧の中本当に飛ぶの?

飛びました…んー流石ロシア人(?)僕飛行機まじで苦手なんですよね。毎回飛行機搭乗する前には友達に遺言LINEしてるくらいに。(まじで)。

・2日目

モスクワに到着!飛行機乗ってたら髪切りたくなったのでそのまま床屋にいきました。ロシアはタクシーが本当に安い上にYandex Taxiさえ入れていればアプリだけで乗れるため、非常におすすめです。KFCで飯食べてたら2日目は終わりました。

・3日目

銃を撃ちに行きました。ロシアの定番ですね!しらんけど!

インスタに下の写真上げたら防衛大学に行った同期が64式小銃でこんなに当てられなかったと後日言っていたのを聞いてにやけてしまったのは公然の秘密です。
帰りには日本食レストランで寿司を食べてきました。近年ではモスクワでも日本食レストランは増えているそうです。(僕は現地でもカップラーメンと日本食とファストフード以外1回しかロシア料理を食べませんでしたが)

・4日目

もうこの辺から日付は適当です。実際の4日目は頭痛か何かで宿で引きこもりをしてた気がします。どうでもいい話なんですけど、この渡航の2年前位にロシアで乗り継ぎをした時にも頭痛を起こして、結局目的地のロンドンでイギリスの病院巡りをしたことがあります。その時には血圧が160まで上がり、この自分史上最高血圧は未だに抜かれていません。ロシアって健康に悪いのかな…

それはそうと、クビンカ戦車博物館に行ってきたんですね!そういえば初日に床屋についてからそういえば自分はロシア語が殆ど話せないという事実に気づきました!
「да(yes)」「пожалуйста(please)」「Конечно(of course)」だけではどうにもならなかったことは写真の髪型が物語っています。
この写真を撮っているときの自分は次に何が起こるか全く予想していませんでした…
帰りはバスの予定でした。が、写真のバス停で待てど暮らせどバスが着ません…時刻表上は3本くらいバスが着てるはずなのに本当に来ません。1時間待った挙句来ないのでタクシーで帰ることにしました。
はい、タクシーもありません。うそでしょ。これもう1時間半くらいたっています。しかもこのバス停、写真からもわかる通りHighway、つまり高速道路にくっついているやつなんです。この時点で相当焦っています。
帰れなかったらどうしようと思っていた時、おじさんがバス停に現れました!やっぱバスは来るんやな!と安堵しました。
が、やっぱりバス来ないですね…おじさんあきらめたのかどこか歩き出しました。流石におじさんいないとマジでやばいと思った僕は「Я хочу вернуться в Москву…!(モスクワに帰りたい…!)」と話しかけました。本当にモスクワに帰りたかったです。何なら日本に。
おじさんは「いいよ!」的なことを(多分)言ったので一緒に歩き出しました。高速道路を。はい、高速道路を。そう、高速道路を。日本でも自転車で高速入るおじさんとかの話をニュースで見ますが、もしかしてこれも同じでは…?しかしながら結果的に駅には着いたのでおじさんには本当に感謝しています。
ところで帰りの電車である女の子に会いました。写真の右上の子と左下の子を足して2で割った感じの子で、同い年、しかも所属が経済学部と同じだったので、割と話が盛り上がりました。この後何が起こるのか、この時の僕はまだ何も知りませんでした…

・5日目

この日はネットで出会った子とモスクワを歩いていました。一応ロシアの飯も食べようかと思い食べましたが、写真のスキルもないので美味しそうに撮ることはできませんでした。

・6日目

実はこの前日の夜にこないだのエマちゃんから「戦車持ってるんだけど乗らん?」的なメッセージが届いていました。自分の語学力が追い付いていないのか、現実が追い付いていないのか。とりあえずYesと返したところ、XX時XX分にXX駅発の電車に乗って待ってて!とのこと。

無事にエマちゃんと合流した僕はとりあえずAKを持ちます。上智大学の皆さんはお気づきかもしれませんが着ているのは鷲のマーク入りのソフィアジャージです。ソジャ×AKの組み合わせは大学開校以来僕が初めてだと自負しています。この組み合わせを実践された方は是非友達になりましょう。というか、なりたい。
エマちゃんもとりあえずジープ的なのに乗っています。
僕が戦車から落ちないように必死なのを尻目にエマちゃんは笑っていました。今更ながらこの当時僕とエマちゃんは18歳で同い年のはずです。本当はソ連軍の兵士でランボー怒りの脱出とかに出演してたのかな…

・7日目

この日は3年ほど前にVKで出会った子とМГУ、モスクワ大学を見に行きました。(ロシア人の友達を国内で作りたい人はVKを必ずスマホに入れておこう!)彼女自身もМГУの日本語コース的なものをとっているそうです。

なんかここでいい人ストーリーなんですが、この写真を撮った3分後に腹痛に襲われました。やばいと思いМГУの警備員にトイレを貸してくれ!と懇願するも勿論だめで、彼女と駅に戻ろうとしましたが、駅まで結構距離あるんですよね。完全にやばかったので、近くのタクシーの運転手のおじさんに最寄りのトイレまで連れて行ってくれ!と頼んだ結果、近くのショッピングモールまで連れて行ってくれました。ただこの運転手のおじさんは「トイレなのに金はとれないよ!」と料金を請求することはありませんでした。本当にやさしい人と会うことができ、この旅の中でのいい思い出の一つです。

・8日目

8日目には前日に一緒にМГУに行った子、その友達、自分の3人で博物館に行きました。なんだかとにかく大きい博物館で、いろいろな産業に関しての展示があった気がします。

宇宙に初めて到達した生物(だったかな)とされる犬、ライカのモデルもありました。彼女について書くと少し悲しくなってしまうので、興味があったら調べてみてください。他にもガガーリンの車なども展示されていました。

・9日目

最終日は宿で仲良くなったインド人の2人組と船に乗りに行きました。写真のケーブルカーにも乗ったのですが、道中、見るからにロシアンマフィアな方々とその車が集まって(これ本当にすごかったです)いて、興奮した自分は2人組に「ロシアンマフィアだよ!やばくね!初めて見たwwwwwww」と話しかけました。その時の彼らの顔はまるで走馬灯を見ているかのようでした。

・最後に

内容は大分端折ってしまったのですが、実際はこの渡航でロシアには2週間ほど滞在をしていました。

ロシア人は一見笑わないように見えますが、実際はとにかく親切な人が多いです。例えば床屋のお兄さんには「何かあったら連絡して!」と連絡先を渡されたり、日本人といった途端に兄弟と呼んでくれるタクシードライバーのおじさんだったり、自分が次の渡航先に行く前日の夜に寿司の出前を取ってくれた宿のお兄さんだったり、前述のトイレタクシーおじさんであったり。皆さんも時間が許す限り世界中のあちこちを回ってみれば、まだまだ面白い経験ができるかもしれません。旅は新しい人と出会うには最高の手段です!

もし時間とお金さえ許すのであれば、世界中を回って、面白い経験を積むことを趣味にすることをお勧めします。(そして僕のように借金をしてでも旅行に行きたがる人間の完成です。)

2020年度はZoom上で5/10、5/16日の17時から新歓を行うそうなので、ぜひ来てください!サークルに関する相談、質問、履修に関して質問がある際には是非インスタグラム(@nichiro2020)まで!僕のインスタグラム(@rm_jb007)でもかまいません!

以上、松田からでした。

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