東スラヴ周遊

Привет всем!皆さんこんにちは!企画担当の柳澤瑠名です。私は二月にウクライナ、ベラルーシを旅行してきました!このブログを通して、旧ソ連諸国にも興味を持っていただけたらと思います。

 まず、ウクライナの首都キエフに行きました。

キエフ、独立広場
 この独立広場は、歴史的に重要な場所です。過去には、デモや暴動がここで起こり、最近だと2014年に新たな政権の発足を求めてデモが起こり、死者も100人以上でました。現在は、平和そのものです。

ウクライナ料理の紹介をします。

 Вареники ワレニキ 60フリヴニャ(約264円)キャベツ、豆、チキンなど具が種類豊富で、サクランボ入りもあり、デザートとしても楽しめます。
Борщボルシチ 55フリヴニャ (約242円)ロシア料理のイメージが強いボルシチですが、ウクライナ発祥です。ちなみに、ボルシチの横についているのはドーナツです。
これは、モタンカというウクライナの人形で、旧石器時代に誕生していたそうです。これは、家族の絆と女性の知恵を表している人形だそうです。ちなみに、この十字に巻き付けられている糸が太陽神を表しています。
これは、11世紀初めにヤロスラフ1世によって建てられた黄金の門です。キエフルーシ時代のキエフ公国への入り口でした。13世紀にモンゴル帝国によって、破壊されましたが、1982年に復元されました。

次にベラルーシの首都ミンスクへ行きました。

КГБ本部
日本とベラルーシは何の共通点もないと思う人が多いかもしれませんが、両国は原発事故で被害を受けた国です。チェルノブイリ原子力発電所は今のウクライナにありますが、風向きの影響でベラルーシが集中的な被害を受けました。その事故が起こったときに日本はベラルーシを支援し、福島第一原発事故が起こった際には、ベラルーシが日本を支援しました。また、ここには同じく被ばくした場所として長崎、福島、広島、チェルノブイリなど核の被害を受けた国からの土を入れたカプセルが埋められています。ちなみに、この鐘は長崎の浦上天主堂から贈られたものです。
十月広場は、十月革命にちなんで名付けられた広場です。ベラルーシの国旗と同じような旗が飾ってあります。後ろに見えるギリシャ神殿のような建物は労働組合会館です。(上の写真)
この建物は共和国宮殿といって、ここにはコンサートホールがあり、文化会館のようなものです。(下の写真)
これは、私がお土産で買った、ベラルーシの民族工芸品のわら人形です。ベラルーシでは、幸福のお守りといわれています。様々な種類があり、顔も手描きでひとつひとつ違うので、選ぶだけでも楽しいです。

また私は、今、日本に留学しているベラルーシ人の友人がいるのですが、そのお母さんが家に招待してくれました!友人の家はミンスクの中心から少し離れているので、地下鉄に乗っていきました。ベラルーシでは、ベラルーシ語とロシア語が公用語です。しかし、地域差はありますが、ミンスクではほとんどの人がロシア語を話します。なぜなら、ソ連時代にロシア語化が進んだからです。それゆえに、ベラルーシ語で話しかけたら驚かれるくらいです。日常的にベラルーシ語を話す人は少ないですが、地下鉄の路線図などはベラルーシ語で書かれています。

友人のお母さんが、Драникиドラニキというベラルーシ料理を作ってくれました。これは、じゃがいものパンケーキです。スメタナをつけて食べるのが主流です。とてもおいしかったです。また、たくさんのアリョンカとかわいいベラルーシのリネンをプレゼントしてくれました。ベラルーシの家庭でベラルーシ料理を食べることができて良かったです!

いかがでしたか?現在はコロナウィルスの影響で海外旅行に行くことはできませんが、このブログを通して旅行気分を味わっていただけたら嬉しいです。ロシアやロシア語圏の国に興味があるという方はぜひzoom新歓に参加してください!お待ちしています!

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